ニュージーランド旅ブログ・真冬の6週間縦断⑧【|プポンガとヒッピー街タカカ】】


前回のあらすじ
北島からフェリーで南島に渡った僕ら3人は、ネルソンから60号線を北西に上がり、南島最北端の地「Puponga(プポンガ)」を目指し、知る人ぞ知るヒッピーの街タカカに立ち寄ったのだった・・・

タカカ|ヒッピーの街


作者 Mattinbgn (トーク ・ 投稿記録) [GFDLまたは CC BY 3.0], ウィキメディア・コモンズより


街は本当に小さくメインストリートが60号線上にあって、道両側にカラフルなヒッピーらしいカフェ、レストラン、雑貨屋があり、辺りの壁も色鮮やかなペイントが仕立てられていた。

僕らは当初はタカカに行く予定はなかったのだが、Mtリッチモンドに登ったのち二日間ほど滞在したネルソンのホステルで出会ったそこに長期滞在していた男が、『タカカは絶対行った方がいい!』とごり押ししてきたので、場所をチェックしてみると次の目的地だった「ポプンガ」へ向かう通り道だったので、行ってみるかということになったのです。


実際に行ってみた僕個人の感想としては、猛烈に勧められた割には、いまいちパッとしなかったという感じ、、。

期待値を上回るものは特に見つけなかった。


ただ、一つ言えることは、僕らが行った冬は、ベストシーズンではなかったのかもしれない、、。


夏にスキー場に行っても誰もいないのと同じように、もしかすると夏にはもっとヒッピー達が集まって街からほど遠くない山などでレイブを頻繁に行っていたり、キャンパーも増えて、街で食料調達するときなどに人との出会いがあり、長く滞在すればするほどヒッピーやキャンパーのコミュニティが広がっていくのかも?

なんて想像してみたのだった・・・


タカカに関しては、逆に何か情報ありましたら教えてくれたら嬉しく思います!

行き方

ネルソンから6号線を15㎞南へ、リッチモンドで60号線を右折、その後は90㎞ほど道なりでタカカに辿り着く

観光おすすめ/周辺

Te Waikoropup Springs

通称『ププ・スプリングス』世界で最も透き通った湧き水として名が通っています。

水は深さ63メートルから湧き出ていて、規模ではNZ最大で、世界の100選にも入っています。

実際にププ・スプリングスよりも澄んだ水は、南極のウェッデル海だけだと言われています。

ププ・スプリングスには30分以内で一周できるループトラックもあり、気軽に訪れることができるのもポイントです。

アクセスは最寄りのタカカから約7㎞、車で10分弱で行くことができます。

Puponga/プポンガ

「プポンガって何、どこ?」って方、この写真をみて何かピンときませんかね?



By MurielBendel [CCBY-SA 4.0], from Wikimedia Commons


その通り

プポンガといえば、『ワラリキビーチのアーチウェイ諸島』。

美しい景観の代表的な地で、Windowsの壁紙にも使われてる場所なんです!


実は、このプポンガ、他にも名所となっている理由があります。

それは『フェアウェルスピット』といって、地図で見ると南島の最北端から細長い髭のようなものが飛び出しているのですが、、、



作者 NASA/GSFC/METI/ERSDAC/JAROS, and U.Shttps://www.jiyu-kimama-travel.com/Japan ASTER ScienceTeam (NASAsEarth Observatory) [Public domain], ウィキメディア・コモンズ経由で


わかりますかね?


これは砂で出来た嘴(くちばし)とうことで砂嘴(さし)と呼ばれている自然現象の一つです。

FarewelSpitとは、別れを告げる砂嘴を意味していて、かつて船が出るときに人が見送った場所だそうです。


日本でも10近くの砂嘴があり、静岡県沼津市の御浜岬や、北海道の野付半島は代表的な砂嘴の一部です。


ちなみに、このプポンガの砂嘴Farewellspitではツアーに参加することで、個人では立ち入り禁止となっている、先端近くの灯台まで行くことが出来ます。

ツアーは約100ドル弱ですが、貴重な体験を得ることができます。多種類の鳥が観測出来たり、運が良ければ、砂嘴上でオットセイに遭遇する可能性もあります。



プポンガではロッジに泊めさせてもらったのですが、この日はあいにく天気に恵まれずきれいな写真こそ撮り逃しましたが、面白い経験が出来ました。

ロッジは海の真裏で山と農場にポツンと囲まれていて、5分散歩すると大量の羊の群れをまじかでみることができます。

くれぐれも走って追いかけたりしないようにしましょう。

驚いて逃げてしまうので(笑)


そして宿泊者はこのとき誰もいないと聞いていたのですが、実はボランティアスタッフの女性が三人廃車となった大きなバスの中に泊まっていました。

僕らがロッジで呑みながらトランプで遊んでいると、


「こんばんは~」


あれ?こんなところに日本人??

大学生のここちゃんは3年生で半年休学してNZに留学に来ていて、その間経験として農場経験をしているとのことでした。

この数時間でみんなすっかり仲良くなって、僕たちがクイーンズタウンに到着したころ遊びに来てくれました。


旅の出会いや繋がりって素敵ですよね。


さて、次号では


カフランギ・ナショナル・パークのアーサー山へ


雪山へ突入です!

お楽しみに


続く


ニュージーランド旅ブログ・真冬の6週間縦断⑧南島編【Day8~10|カフランギ 国立公園/アーサー山】

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