大迫力なアイスランドの火山観光

大迫力なアイスランドの火山観光

 

アイスランドといえば、旅人や海外旅行ファンの中でも、特に火山や氷河など自然を愛する者から絶大な人気を誇る旅先として知られている。

 

一般的に有名なのは「オーロラ観測」や「ホエールウォッチング」、「天然温泉プール」だろう。

 

その他にも、「氷河探検」や「スノーモービル」、「アイスランドの馬(乗馬)」なども、知る人ぞ知るアイスランドの楽しみ方である。

 

アイスランドはまさにそんな自然や動物の恩恵の結晶と呼ぶにふさわしい奇跡の地であるのだが、実はここ最近アイスランドには、そんな素晴らしいアクティビティなどには目もくれないツーリストがあふれかえっている。

 

その理由が、先日アイスランド南西部・レイキャネス半島で起きた大噴火である。

 

 

アイスランドの火山噴火

 

 2021年3月19日に、ファグラダルスフィヤル火山が約800年ぶりに噴火したことで、ニュースでも取り上げられていましたね。

 

アイスランド南西部・レイキャネス半島での噴火はなんと800年ぶりだったとのことで、噴火前の過去3週間には5万回もの地震が観測されていました。

 

自然・科学を扱う「National Geographic(ナショナルジオグラフィック)」の取材で現場に駆け付けた写真家のクリス・ブルカード氏の火山を目の当たりにした時の感想が興味深いです。

 

ぞっとするような、それでいて美しい光景に見とれていた。

「何もかも忘れて見入ってしまいました。ドロドロに溶けた岩にこれほど魅力を感じるとは、思ってもみませんでした」

 

ナショナルジオグラフィックより一部抜粋

 

火山噴火と聞くと、一瞬おぞましい印象を持つのは一般的に正しいのかもしれません。

 

ただ、旅行・観光業の目線で考えた場合、実は火山噴火というのは、宝の山なのです。

 

特にもともと自然愛好家が集まるアイスランドにとって今回の噴火は、もしかすると、より多くの旅行者の目を集めるチャンスに過ぎなかったのかもしれません。

 

今回は「アイスランド×火山×観光」の目線で記事を書いていくことにしましょう。

 

アイスランドの個性的な火山トップ5

 

アイスランドは決して大きな国ではありませんが、それでも約130の火山が存在するのです(休火山 + 活火山)。

 

ここ100年だけをみれば10年に一度は噴火が起きており、噴火とは切っても切れない土地柄といえます。

 

ここでは、そんなアイスランドで観光において個性的な火山トップ5を紹介していきます。

 

アイスランドを訪問するチャンスがあれば、その美しい大自然の中の火山を目の当たりにしてみるのはいかがでしょう。

 

① エイヤフィヤトラヨークトル火山

エイヤフィヤトラヨークトル火山は、記憶にまだ新しい2010年の噴火により、その名が有名な火山です。

 

当時の噴火は3か月近くつづき、ヨーロッパほぼ全土に影響を与えました。

 

その間だけで国際線が計100,000便ほどキャンセルになったほどでした。

 

アイスランド南部のエイヤフィヤトラヨークトル火山(標高1651m)は、 車でアクセスしやすく、ハイキングが楽しめます。

 

当時流れ出ていた溶岩は今でも温かく、当時の噴火のなごりを肌で感じることができます。

 

 

② カトラ火山

カトラ火山はアイスランドでも最も大きい火山で、930年から1918年の間に20回噴火しています。

 

先ほどのエイヤフィヤトラヨークトル火山とは、地質学的繋がりが深く、「エイヤフィヤトラヨークトルが噴火すると、カトラも噴火する」といわれています。

 

アイスランドで最も危険な火山ともいわれているカトラですが、一方で最も美しい火山でもあります。

 

アクティビティ「氷河の洞窟」は、まさにカトラ火山のことです。

 

カトラへのアクセスはハイキング、もしくはヘリコプターにより可能です。

 

氷河の洞窟は世界でも有数の美しいアクティビティの一つです、チャンスがあれば、是非挑戦してみるといいでしょう。

 

※NETFLIXの「KATLA」、ユニークな物語です。ご興味あれば是非。

 

 

③ アスキャ火山

アスキャは1875年に噴火があり、大規模な被害を引き起こしました。

 

多くのアイスランド人がアメリカやカナダに移住するきっかけとなったことは事実ですが、現在ではその噴火の恩恵により、アスキャ周辺の山脈景色の美しさと、頂上付近にあるカルデラ(ヴィキィと名付けられている)が観光客の人気を集めています。

 

アイスランド滞在で冷えた身体を、ヴィキィの温泉で心身共に温めるのはアイスランドならではの贅沢な楽しみ方の一つといえます。

 

アスキャはアイスランド北部にあります。

 

専用のツアー、もしくはバスまたは4×4でアクセスが可能です。

 

④ クヴェルフィヤットル

正しいスペルを覚えるのに大変苦戦するクヴェルフィヤットル(Hverfjall)は、ハイキングにとても人気のある火山です。

 

ミーヴァトン湖のすぐ隣にあります。

 

火口が1㎞の小さな死火山ですので、子供連れなどの家族ハイキングにもぴったりです。(目安として火山の縁を一時間弱で周れるぐらいです。)

 

世界で最も保存状態の良い円形の火山です。

 

火山の麓まで車で行くことができます。

 

➄ スリーニューカギーグル

File:Iceland thrihnukagigur-volcano inside of crater.jpg - Wikimedia Commons
Uaiecs, CC BY 3.0

スリーニューカギーグルは、レイキャビクから約30km(車で35分)の位置にある休火山です。

 

スリーニューカギーグルを訪問する魅力は、火山の中を冒険できることです!

 

なんとこのスリーニューカギーグルはエレベーターで火山に入って、マグマ溜りに降りることができます。

 

えっ?!と思うかもしれませんが心配無用です。

 

溶岩はすべて排水されているので、安全です。

 

体験したい方は、ツアーを利用することで、火山の中へ入ることができます。

 

他では体験できない火山の内部、冒険心の高い人にはたまりません。

 

 

火山観光において最も重要なこと

アイスランドの火山観光は、2010年のエイヤフィヤトラヨークトル火山噴火をきっかけに、多くの旅行者が訪れるようになりました。

 

火山への訪問のしかたは、ハイキング、ドライビング、スノーモービル、ヘリコプターなど様々です。

 

これまで、火山を訪問した旅行者はケガなどもでていません。

 

火山を訪問するうえで、基本的で最も重要なことは、その火山のステータスを把握しておくことです。

 

活火山なのか休火山なのか(もしくは死火山なのか)。

 

もし活火山なのであれば、溶岩がゆっくりと流れだしているものなのか、噴火が危険なほどの半径におよび吹き出しているものなのか。

 

事前にこういった情報を把握しておくことが何よりも大切なポイントとなります。

 

火山を学べる博物館「ラバセンター」

上記の「火山観光において最も重要なこと」から、「事前に火山の状態や情報を理解しておくこと」が最も大切だとお伝えしました。

 

火山訪問前のウォーミングアップに、おすすめの博物館「ラバセンター」を紹介します。

 

事前に火山を学ぶことのメリット

① 自分の身を守るため

② 火山についての理解が深まる

 

②について、例をあげれば、歴史的建造物ってある程度その生い立ちや歴史を把握することで興味深さが深まりますよね。

火山についても同様のことがいえます。

 

ラバセンター

 

 
 
 
 
 
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火山や氷河を目的にアイスランドに来たなら、南アイスランドのラバセンターは訪れる価値大です。

 

この施設は、2017年にオープンしました。

 

内部では、火山の噴火、地震、地球上の溶岩の流れなどが体験できます。
 
とても衝撃的な場所で、たくさんの知識が学べます。
 
お腹がへったなら、敷地内のKatlaレストランで食事もできます。
 
公式ホームページはこちら
 

 

まとめ

 

火山や氷河など自然ファンから絶大な人気を誇るアイスランド。

 

2021年3月19日に、発生したファグラダルスフィヤル火山の噴火により、より多くの旅行者の目を集めています。

 

まとめとして

 

アイスランドで観光において個性的な火山トップ5

 

① エイヤフィヤトラヨークトル火山

 記憶に2010年の噴火により、その名が有名な火山。

 

② カトラ火山

 アイスランド最大の火山、最も危険だが、最も美しい火山。

「氷河の洞窟」も、カトラ火山にあります。

 

③ アスキャ火山

 周辺の山脈景色の美しさと、頂上付近のカルデラが人気。

 カルデラ(温泉)で心身共に温めるのはアイスランドならではの贅沢。

 

④ クヴェルフィヤットル

 世界で最も保存状態の良い円形の火山。

 子連れや家族ハイキングにぴったり。

 

➄ スリーニューカギーグル火山

 エレベーターで火山の内部を冒険できる休火山。

他では体験できない魅力とスリルはスリーニューカギーグル火山だけ。

 

そして最後に、火山の「危険」と「魅力」は一枚のコインだということ常に覚えておきましょう。

 

アイスランドの火山を訪れるさいは、自己管理と最低限の知識が重要となります。

 

ウォーミングアップとして、博物館「ラバセンター」を上手に利用することも検討するといいでしょう。

 

 

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