ニュージーランド旅ブログ・真冬の6週間縦断⑫【ホキティカ渓谷とマセソン湖】

【これまでのあらすじ】
二週間の北島での旅から南島に渡った僕ら3人は、『ネルソン』、『プポンガ』、『カフランギ国立公園のアーサー雪山登山』、そして西海岸は『カラメア』、『パンケーキ岩』など自然の宝庫とも呼べるNZを旅してきた。そしていよいよ、この旅の最大の目的地でもある『フランツジョセフ氷河』と『フォックス氷河』までもう既に目と鼻の先まできていた・・・
【13日目】

ホキティカ


昔ゴールドラッシュで盛り上がっていたとされる『ホキティカ』であるが、僕らは前日少し飲み過ぎたこともあり、少しだけ街を歩いてから一日を始めることにした。
ホキティカは、かつて宝石採取で盛り上がった地域として有名である。またマオリ族の伝統的な武器やペンダントに用いられる『グリーンストーン』の産地としても知られている。市内では、いくつかあるグリーンストーンショップでペンダントの加工の様子が見学できるだけなく、実際にオリジナルのペンダントを自分で加工することもできるのだ

どこでグリーンストーンを見つけられるか?

ホキティカの川の河口や浜辺でも見つけられることがあります。ホキティカは美しいサンセットでも有名なので、グリーンストーンを探しに浜辺へ出ては夕日を見て一日を締めくくるのもいいのではないでしょうか?

マオリペンダント|デザインの意味

①THE KORU (SPIRAL)渦巻き型

『シルバー・ファーン』がモチーフとなっています。ラグビーのナショナルチームの旗にも用いられているシルバーファーンですが、新たな始まりや成長、そして恋人や家族の繋がりを意味するされています。
作者 Kyle Lockwood [CC BY 3.0 nz], ウィキメディア・コモンズ経由で
②THE FISH HOOK (HEI MATAU)釣り針型

この釣り針型はまさに伝統的に漁にでるものたちが着けていたものです。意味は強さ、決意、繁栄や健康を意味し、まさに漁に出た男たちが無事にそして大漁で帰ってくることを願ったものです。
③TOKI 細長楕円型

マオリ文化の中でも最も重要な意味を持つとされるトキ型は強さと勇気を意味するといわれています。

ホキティカ渓谷


NZの中でも最も人気のスポットの一つであるホキティカ渓谷。自然が織り成すミルキーブルーの水とたっぷりと太陽光を吸収した濃い緑色の木々のコントラストはまさに自然美の最高傑作でしょう。わずか15分ほどで見て回れる便利さもまたいいですね。
駐車場から10分ほど進んだところに高さ10メートルほどの吊り橋がかかっていて、吊り橋上から美しいミルキーブルーの渓谷を眺められます。また知る人ぞ知るちょっとした肝試しスポットにもなっていて、水着になって吊り橋から飛び込む人も!勇気のある方は、是非試してみてください

行き方

Hokitikakから33㎞、車で約35分です。
Kaniere Rd ⇒ Kaniere-Kowhitirangi Rd ⇒ Whitcombe ValleyRdの順につながる道を辿っていけばホキティカ渓谷に辿り着くことができます。

Okarito Campground/オカリトキャンプ場


ホキティカの街から6号線を南へ127㎞、車で1時間45分走ったところにあります。ホキティカから南下して、フランツジョセフ氷河やフォックス氷河を目指す方にはいい宿泊地点となると思います。
料金は一人15ドル。キッチンのある丸太小屋は立派な作りでくつろげるスペースもあるのでおすすめです。
海のすぐ真裏なので、朝一番起きたらコーヒーを沸かして、海に散歩に出られるのでとても気持ちが良いです。
【14日目】

マセソン湖


マセソン湖は昨晩泊まったオカリトキャンプ場から55㎞、車で約1時間。この日あまり天気に恵まれなかったこともあり、予定していたフランツジョセフ氷河とフォックス氷河を翌日に延期することにした。
フォックス氷河付近にあるマセソン湖は、マウントクックやタスマン山を水面に映し出す景色で有名な湖で、14000年前に氷河の形成とともにできた湖とされています。また昼間と夕方で景色の表情が大きく変わるので飽きることなく滞在できます。
※体験から、簡単な食べ物や飲み物の用意があるといいかもしれないですね。

Fox Glacier Inn & Pod Hostel

フォックス氷河エリアの店が並ぶ一角にあるホステルで、僕らがこれまで1か月近く旅する中で利用した最もいい宿かもしれない。(といっても車内で寝るのですが、、笑) 
Wifi無制限完備、シャワーの出も良かったです。何より時間帯が限られてはいますが、ジャグジーが使えるので、真冬の寒いキャンプ生活には大助かりでした。
料金は、5ベッドルームなら25ドル~、僕らは駐車場宿泊だったので15ドル前後でした。
このページで、フランツジョセフ氷河とフォックス氷河まで書く予定でしたが、文字量がだいぶかさんでしまった為に、次号で事細かにしっかりと書くことにします
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
いよいよ次号は本当に本当にフランツジョセフ氷河フォックス氷河です。
お楽しみに~!
続く
ニュージーランド旅ブログ・真冬の6週間縦断⑬南島編【Day15~16|フランツジョセフ氷河とフォックス氷河】

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