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アラビアンで美しい国イランの観光の魅力

皆さんは「イラン」という国にどんなイメージがありますか?

中東で最も世界遺産が多い国「イラン」

日本の約4.4倍もの広大な面積を持ち、絶景スポットが沢山あるアラビアンな世界が楽しめる美しく歴史ある国です(#^^#)

歴史豊かな史跡、美しいモスクや異国情緒漂うバザールに雑貨など、旅の魅力がいっぱいです(*^-^*)♪

日本人がイランと聞くとイスラム教やテロなどを連想し、危なそうと思う人も少なくないかもしれません。

しかし実際には実際に訪れればそのギャップに驚くはず!

治安も良く、行ったことがある人みんなが絶賛する世界でもトップレベルの人の親切さです(*^-^*)

町もきれいで美人も多いらしく、自然も文化も豊かで魅力にあふれた国なのです♪

今回の記事では、そんな歴史の深い中東の国イランならではの魅力を見出すことができる、イランで是非訪れたいスポットを紹介していきます!!

参考になれば幸いです

 

イランの観光スポットや秘境の魅力

1.イスファハーン/Isfahan

イスファハーンはどんな街?
イラン中部、テヘランとシーラーズの間位なるイスファハーン(エスファハーン)は、首都テヘランの南約 340 キロに位置するイランの第三の都市で、イランで最も美しい街と称されるイランの古都です。

日本で例えると京都のような街で、イラン観光の見どころである歴史的な建造物や有名なモスクなどが密集しています。

その昔「世界の半分がある」と言われていたほど人や富が集ってきた中心都市でした。

かつて世界の半分と謳われたイスファハンは、イランを訪れたら必ず足を運ぶべき場所であることは間違いありません。

 

イマーム広場/Naqsh-e Jahan Square

File:Naqsh-e Jahan Square from the gheisariye Vault.jpg ...
Amirpashaei / CC BY-SA

かつて「王の広場」と呼ばれていたイマーム広場

モスクや宮殿などの荘厳な建物に囲まれているため、その素晴らしい眺めから「イランの真珠」と呼ばれたり「世界の半分がここにある」と呼ばれ讃えられています♪

ユネスコ世界遺産にも登録されているイマーム広場は、南北 510m、東西160m ととても広く、周囲を 2 層のアーケードに囲まれており、イスラム建築の頂点の姿があるといわれています!(^^)!

政治、経済、宗教の中心地として、王の謁見式場やポロ競技場として、それらが密接に結びつく場所として重要な役割を担っています。

夜になるとイマーム広場はライトアップされ、また別の表情を見せてくれます

広場は 2 階建ての回廊で囲まれ、長方形の広場の四方にはエスファハーンを代表する 4 つの建築物が位置しています。

北には大バザール(1619 年完成)、南には精密なアラベスク模様のタイルで覆われたマスジェデ・イマーム(1630 年完成)、東は王族専用のモスクであるマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー(1618 年完成)、西は、かつて王が暮らしたアリー・カープー宮殿が建っています。

夜には広場全体がライトアップされ、柔らかい光は世界遺産の場所らしく上品な雰囲気が漂い、とてもムーディです♪♪

ぜひ、イマーム広場周辺で夕食をとり、夜のイマーム広場もゆっくりと楽しんでください♪

 

大バザール(市場)

広場の北側にあるのが、イスファハーンで最も大きい市場である「大バザール」です

大バザールには、スパイスやじゅうたん、貴金属類、絵画など、ありとあらゆるものが売られており、観光客でにぎわっています!

色鮮やかな手工芸品の数々は、見ているだけでも楽しいですよ♪♪

ショッピングの合間には、イマーム広場を一望できる2階の「チャイハネ(喫茶店)」で、チャイを飲みながらひと休みしましょう(*^-^*)

 

マスジェデ・イマーム/masjid i jami

File:Masjed-e Shah 5.JPG - Wikimedia Commons
Self / CC BY-SA

広場の南側に建つのがイスファハーンの象徴で男性のモスクと言われている、「マスジェデ・イマーム」

このムスクの一番の魅力は、大きくて美しい「イーワーン」がある事です。

「イーワーン」とはモスク正面に付いている門のような空間で、大きなドームとセットになっています。

イーワーンに施されているムカルナスと呼ばれる鍾乳石飾りは立体的で繊細で、いつまでも見飽きません。

もちろん、モスクの中も煌びやかな装飾でいっぱいに飾られています

華やかなイスラムの美術を肉眼で楽しみましょう♪

 

 

マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー/Sheikh Lotfollah

File:Sheikh Lotfollah Mosque Isfahan 01.jpg - Wikimedia Commons
????? / CC BY-SA

広場の東側に建つイラン国民が世界一美しいと絶賛し、女性のモスクと言われている「マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー」

アッバース 1 世の個人礼拝所として 1601 年に着工し、17 年の歳月をかけ 1618 年に完成しました。

特徴は、黄色を主体とした彩釉タイルで飾られたドームです。

ドーム内外ともに美しく飾られており、内部ではタイルが光の変化を演出し、暖かな雰囲気を醸し出しています。

 

アリー・カプー宮殿/ali Qapu Palace

File:Iran Isfahan Ali.Qapu Music Room 02.jpg - Wikipedia

広場の西側に建つのがイラン最古の高層建築「アリー・カープー宮殿」

アリー・カプーとは、「アリーの扉」という意味で、シーア派が崇敬するアリー(ムハンマドのいとこで第 4 代カリフ)の遺物を納めた聖堂の扉を、アッバース 1 世が設けたことに由来しているといわれています。

アリー・カプー宮殿は、迎賓館の役割も担っており、最上階には、音楽ホールが設けられています。

ホールの天井部分には装飾的な穴があるのですが、これは演奏の際に、余分な音を吸収し、より美しい演奏を楽しむに設計されたものだそうです

この建物は、前面の 2 階建部分と背後の 7 階建部分が一体化しており、バルコニーに行くとイマーム広場を一望できますよ♪♪

さらに、最上階には「音楽堂」や「陶磁器の間」と呼ばれる隠れスポットがあるので、そこにも足を運んでみてください

 

【イマーム広場】

住所 Emam Square, md. emam, esfahan, Iran
営業時間  24 時間
料金 無料
スィー・オ・セ橋/Si O Se Pol Bridge

File:Sio se pol.jpg - Wikimedia Commons

イスファハン市内を東西に流れるザーヤンデ川に架かる、見事なアーチが連続する33アーチ橋(スィー・オ・セ橋)。

スィー・オ・セとは33を意味し、橋脚部のアーチが33あることからこの名前が付いていますが、橋脚部のアーチの上には更に3連の小さなアーチが設けられているので、全体では100余りのアーチが並び、その様は実に壮観!

橋の両サイドのアーチ内は幅1m程の細い回廊になっていて、橋中央の広い通りとは趣の異なる、エキゾチックな小道です。夜ともなると橋の内部からライトアップされるので、アーチのシルエットと川面に映るオレンジ色が、幻想的な光景を浮かび上がらせ、昼間同様市民の憩いの場として家族連れや友達同士が、アーチの下で佇んでいたり、のんびり歩いている様子が見られます。

住所 Si O Se Pol Bridge, Kamal Esmail St , Isfahan, Iran, Isfahan 81464, Iran
営業時間 24 時間
料金 無料
ハージュ橋/Khaju Bridge

File:Khaju Bridge.JPG - Wikimedia Commons
Zenith210 at English Wikipedia / CC BY-SA

イランの中でも最も美しいとされるイスファハーンの街にある 5 つの橋のうちの一つ「ハージュ橋」。

スィー・オ・セ橋から徒歩 20 分程度で着くこの橋はイランで最も美しく、優れた橋として、知られています。

23のアーチからなる二重構造で、市民の憩いの場としても現地の人たちからとても親しまれています

橋の下で地元民がピクニックしながら楽しく歌っている場面があちらこちらで見られる様子に自然と笑顔になれます(*^-^*)

この橋は夜が美しく、アーチ一つ一つに光が灯り内部から火のように光り輝く光は幻想的、エキゾチックなそのイルミネーションのような光を求めて多くの人がやってきます。

住所 Khaju Bridge, Kamal Esmail St , Isfahan, Iran, Isfahan 81464, Iran
営業時間 24 時間
料金 無料

2.シーラーズ/Shiraz

シーラーズはどんな街?
「バラの都」と呼ばれているイラン南西部の街「シーラーズ」♪

絶景のピンクモスク観光の起点となるこの街は、一年を通じて気候が穏やかで花と緑にあふれた街です。

ペルセポリス観光の起点として、イランを訪れた観光客はほぼ間違いなく訪れる人気のスポットです。

 

ナシル・アル・モルク・モスク(ローズモスク)/Nasir al-Mulk Mosque

ファイル:Nasir al- mulk mosque, Shiraz.jpg - Wikipedia
MohammadReza Domiri Ganji投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる

世界屈指の絶景と言われている「ローズモスク」♪♪

世界中からやって来る多くの人々を惹きつけるその美しさローズモスクの一番の見どころは西の礼拝堂の内部にあるステンドグラス

中庭に面する連続アーチの内側は、色とりどりのステンドグラスで飾られ、そこを通った七色の光が壁や床の絨毯に映し出される様は、誰もが思わず歓声を上げる美しさです。

季節によって光の射す角度が異なり様々な模様を楽しめますが、一番綺麗に見える時期が冬です。

また、ステンドグラスは太陽の動きと共に、幻想的な光景や色味が少しずつ変わっていきます。

ローズモスクへはできるだけ早起きをして出かけましょう!

朝一の礼拝堂はまだ人も少なく比較的静かな時間を過ごすことができます。

光が差す前の静寂した雰囲気、そしてやんわりとした光がゆっくりとモスクを照らし始める時間はとても幻想的です。

午後には日が当たらなくなるので、午前中に必ず行ってくださいね~!

イスラム教の服装を身にまとった人たちが祈りをささげる姿はとても神秘的。日本にはない建造物と文化に触れ非日常な旅の時間を堪能してみましょう♪♪

住所 Fars Province, Shiraz, Lotf Ali Khan Zand Street, Iran
営業時間 8:00-12:30
15:00-17:30
※金曜日は定休日
料金 20,000 リアル
シャー・チェラーグ廟/Shah-e-Cheragh Shrine

File:Aramgah-e Shah-e Cheragh 09.jpg - Wikimedia Commons
Davide Mauro / CC BY-SA

イランのシラーズにある「シャー・チェラーグ廟」

「光の王」を意味するこの霊廟(モスク)は、その名の通り、全面鏡モザイクのインテリアで、光の洪水と万華鏡の内部に入ったような感覚になれる幻想的な空間が広がり、とても感動的な光景に思わず息を呑むことでしょう♪

ペルシアンモスクの特徴でもあるこの複雑かつ正確な幾何学模様を緻密な計算と繊細な鏡細工で表現したかつての職人工たちの技術のすばらしさに圧巻です。

夜には、建物全体がライトアップされとっても幻想的な景色が楽しめます

このモスク内に入場するためには、頭のてっぺんからつま先まで隠れる「チャドル」という着衣をかぶらなければなりません。

このチャドルは、ありがたいことに女性側の入口周辺に無料貸出所があります。

住所 Emam Square, md. emam, esfahan, Iran
営業時間 24 時間
料金 20,000 リアル
エラムガーデン/Eram Garden

File:Eram Garden 94.jpg - Wikimedia Commons
Mohsenhsni / CC BY-SA

バラで知られるシーラーズには多くの庭園がありますが、その中で代表的な庭園が世界遺産にも登録されている「エラムガーデン」♪

バラが一斉に咲き誇るシーズンは5~6月ですが、それ以外のシーズンでも緑溢れる庭園はいつ訪れても楽しむことができます。

庭園の中央にはガージャール朝時代の代表的な建築物であるエラム宮殿が華麗な姿で佇んでいます。

宮殿正面には池があり、その周囲をバラを始め多くの花が取り囲み、宮殿を引き立てています。

また、エラムガーデンの中央に位置する宮殿も魅力的♪

壁面は多くの装飾タイルで埋め尽くされているのですが、宮殿のタイルに描かれた女性を見ると、スカーフなどは見当たらず、腕も少し見える服装をしています。

イスファハンにある宮殿や、他の地区に残る壁画などを見ても、現在のイスラム世界では禁じられているお酒を酌み交わす姿や、薄物を纏った女性の姿などが描かれていて、今のイランからは想像しがたい絵に、思わずびっくりしますが、なんだか新鮮です♪

いつ頃から今のような服装のルールができたのか・・知りたくなります(#^^#)

住所 Fars Province, Shiraz, District 1, Eram St, , Iran
営業時間 08:00-20:30
料金 200,000 リアル
マスジュデ・ヴァキール/Vakil Mosque

File:Vakil mosque Panorama.jpg - Wikimedia Commons
Mohammad Reza Domiri Ganji / CC BY-SA

南国の雰囲気が漂う黄色やピンク色の明るいタイルが特徴の「マスジェデ・ヴァキール」!

このモスクの特徴はミナレット(塔)が低いところです。

モスクへの入り口は、蜂の巣天井と呼ばれるムカルナスがとても美しくインパクト大です♪♪

また回廊では、ねじれている柱が独特で、特徴があり面白いです。

モスクの左側の道からシラーズのバザール、ヴァキール・バザールにつながっています。

イランの都市はどこでもモスクの隣はバザールがあります。

バザール商人がモスクに寄付をし、モスクが商人の精神的よりどころになるといった相互関係があるので、この二つは切っても切り離せないものだそうです!(^^)!

住所 Taleghani St., Shiraz Fars Province
営業時間 8:00 – 18:00
料金 300,000 リアル
ハーフェズ廟/Tomb of Hafez

File:Tomb of Hafez (HG75481).jpg - Wikimedia Commons
Herbert karim masihi / CC BY-SA

学びの都市、シラーズ市の象徴「ハーフェズ廟」

ハーフェズとは「コーランの暗唱者」という意味で、イランで最も偉大で敬愛されている詩人が葬られています。

ハーフェズ氏は故郷シラーズをこよなく愛し、シラーズから一歩も出ることのなかったという人物だそうで、イランにとどまらず、世界中の人々から愛された詩人です。

そんなハーフェズ氏が眠っているこの廟の見どころは庭園の中に美しいタイル細工の施された屋根をもつ亭です

多くの人がハーフェズの廟を訪れ、祈りをささげている姿を見ると、いかにハーフェズがイランの人々に愛されているか、「詩」がどれだけイラン人にとって大切なものなのかが垣間見えます

住所 aramgahe hafez, shiraz, Iran
営業時間 8:30~22:00
料金 無料

3.タブリーズ/Tabriz

タブリーズはどんな街?
イラン第4の都市「タブリーズ」

イラン北西部に位置し、最もヨーロッパに近い百万都市「タブリーズ」♪

1000年以上の歴史があるとても歴史が古い街で、街が創られたのは3世紀も前にさかのぼるのだそうです。

昔からシルクロードとして東と西を結ぶ役割を果たしてきたと同時に、いろいろな民族や部族に侵略されてきた歴史を持ちます。

いくつもの王国の都となっては滅ぼされるという歴史を繰り返してきたうえに地震が多いことから、建造物の多くは遺跡として残っています。

数々の遺跡やモスクはただ眺めているだけで圧巻します(#^^#)

 

 

タブリーズの大バザール/Bazaar of Tabriz

File:Mozaffariyeh, Grand Bazzar of Tabriz, IRAN.jpg - Wikimedia ...
Navid Alizadeh Sadighi / CC BY-SA

1000年以上続く中東最古のバザールとして知られている「タブリーズのバザール」

「タブリーズの歴史的バザール施設」として世界遺産に登録されており、イラン北西部の経済中心地として発展し続けています

また、「世界最長の商業施設」として有名で、その規模は今もなお年々拡大している「成長し続ける」バザールなのです!!

タブリーズという都市は、古くからシルクロードを通る商人たちが行き交う商業都市として栄えていました。

7000 店舗以上!絨毯や宝石、香辛料、日用品など、多種多様な品物が集うバザールは、まるでアラジンとジャスミンの出会ったバザールのようです(*^-^*)

その中でも有名なのが、金や宝石などを扱う Amir バザール、本場タブリーズ絨毯を扱う Mozzafar バザールです。

Mozzafar の入り口は大きなアーチになっており、扉は固い木材でできていてとても立派な建物です。

メインストリートを歩くのに少し疲れてきたら、脇道にそれてみましょう!

一風変わったチャイが飲めるハーネ(喫茶店)があっちにもこっちにもあるので散策するだけでも楽しいです♪

住所 Nordurljosavegur 9, 240 Grindavik
営業時間 06:30~21:00
料金 無料
電話 +354 420 8800
 ブルー・モスク/Gooey Mosque

タブリーズに行けば必ず訪れてほしい名所の一つ「ブルーモスク」♪

15 世紀後半にトルコ系イスラム部族の王によって建てられました。

ブルーモスクは、トルコブルーや瑠璃色の化粧タイルが張られ、さらにスルス体やナスタアリーグ体、ナスフ体といった複数の書体によるイスラム書道の文字が刻まれているほか、絶妙なアラベスク模様のデザインが施されており、ただ眺めているだけでその時代の芸術の偉大さを目の当たりにできます。

残念なことに、このエリアは地震の多発地域の為、1780 年の大地震により、モスクの大半は大破してしまいましたが、イラン最後の王朝パーレビ朝になって修復され、その修復は現在でも続いているそうです。

住所 Goey Mosque, Emam Khomeini Ave, Tabriz Iran
営業時間 24 時間
料金 150,000 リアル
 シャー・ゴリ公園/Shahgoli Park

File:Tabriz Shahgoli Park - panoramio.jpg - Wikimedia Commons
Hamid Hajihusseini / CC BY

18 世紀後半に建設された歴史ある公園で、かつてはロイヤルレイクまたはロイヤルポンドと呼ばれていた場所。

広い園内には、210 メートルの長方形のエルゴル湖の中央に八角形のパビリオンが建っているのが特徴です。

パビリオンは現在、レストランとして使用されており、四季折々の景色を見ながら食事を楽しんだり、休憩場所として人気があります。

湖の周りは遊歩道になっており、ランニングやサイクリングを楽しむ市民の姿も見られます。

公園の周辺にはレストランやカフェ、遊園地もあるので 1 日かけてレジャーを楽しめます。

住所 Elgoli, Tabriz, Iran
営業時間 24 時間
料金 無料
タブリーズ郊外 MUST VISIT 秘境!

タブリーズ郊外には日本人にはあまり知られていない穴場の観光地があります!(^^)!

街中では見られない中東の大自然の美しさや、田舎の村に広がっている素敵な風景に感動すること間違いなしです

 

 

カラフルマウンテン/ Colorful Mountains of Tabriz

タブリーズの郊外に位置する「カラフルマウンテン」は“レインボーマウンテン”とも呼ばれている、世界で最も美しく色鮮やかな山の一つです♪

レインボーマウンテンと呼ばれるだけあって、虹のように鮮やかな模様がとっても美しい山で、地層の成分により、様々な色が入り混じるように模様を織り成しています

太陽の光を浴びるとさらに色味が深くなり、肉眼で見るからこそ味わえる感動で心がいっぱいになります

このような山は世界的にもとても珍しく、その絶景を一目見ると、非現実的な世界にいるかのような気分さえ起こりますよ~(#^^#)

日本ではまだまだ知名度が低いこのカラフルマウンテン♪せっかくイランを訪れるのであれば、是非感動を味わいに行ってみてください♪

住所 Colorful Mountains of Tabriz, Tabriz, Iran
営業時間 24 時間
料金 無料
カンドバン村/Kandovan Village

File:Kandovan Village-Tabriz.jpg - Wikimedia Commons
Pouria Zoughi / CC BY-SA

タブリーズ郊外、標高 2200 メートルの山岳地帯に位置する「カンドバン村」

トルコのカッパドキアのような景観からペルシャのカッパドキアとも呼ばれています。

岩山をくり抜いてできた家は、現在も住居として使用されており、映画の一面のような世界が目の前に広がります(#^^#)

村人はロバや羊を飼いながら、農業や蜂蜜づくりで生計を立てています。

タブリーズの中心から車で約 1 時間のところにあり、タブリーズを拠点として日帰りで行くことができるので、是非タブリーズを訪れたらカンドバン村にも足を運んでみましょう

住所 Kandovan village, East Azerbaijan, Iran
営業時間 24 時間
料金 無料

4.マシュハド/Mashhad

マシュハドはどんな街?
イラン第2の都市「マシュハド」

マシュハドに行く目的は、ただ一つ・・・「エマーム・レザー廊」です!

イスラム教シーア派の聖地といわれている中心的存在のモスクがとても有名で、この大きく偉大なモスクを見るために、マシュハドを訪れます。

巡礼の地としても多くの人々が訪れる神聖な場所です。

神聖な場所だけあって、他のイランの都市に比べて服装のマナーがより厳格になっていて、街を歩く女性は真っ黒のベールで全身包まれています。

マシュハドでは一日3回礼拝する文化があるのも、特徴の一つです。

 

エマーム・レザー廊/ Imam Reza Holy Shrine

File:A panorama view of Imam Reza holy shrine and saqa khane.JPG ...
By ZsohaniOwn work, CC BY-SA 4.0, Link

シーア派の聖地「エマーム・レザー廊」

黄金にイランで最も偉大でスケールが大きすぎるモスクです♪♪

イラン国内における巡礼の聖地として、毎年約 2,000 万人の人々が巡礼に訪れます。

モスクの中では皆がまっすぐ前を向いて、祈りを捧げる。

その姿は、日本では感じられない厳格で神聖な雰囲気が漂っています。

夜20時からは巡礼者たちが一斉にお祈りする時間で見ごたえがあるので、おススメです

このモスクはお昼に行くと青空に映えてキレイなのですが、夜に見るとライトアップされて、煌びやかさが倍増し、神戸のルミナリエ並み

それ以上の煌びやかさに感動します!

もし時間があれば、昼と夜の二つの顔を楽しみましょう♪

また、イマーム・レザー廊の中には絨毯博物館やメダル博物館などイランの歴史や文化に触れられる魅力的な観光スポットが集まっています。

大きなバザールもあるので、イランの装飾品や絨毯、調味料など見ているだけでも楽しめます(#^^#)

住所 Holy Shrine, Mashhad, Razavi Khorasan Province,Iran
営業時間 24 時間
料金 無料
カン村/ Kang Village

マシュハド郊外に位置する人口およそ 150 人の歴史ある小さな村「カン村」

村には大きな建物はなく、ポーチバルコニーと土の屋根を備えた日干し煉瓦造りの住居が山の傾斜に沿って階段状に建てられているのが特徴です♪

面白いのが、1つの家の屋上が、その上の家の庭か通り道という興味深い造りになっていることです。

坂を上がっていくと、村が一望できる丘があり、そこから眺める村の景色はまさにここでしか見られない絶景です

村人たちは農業で生計を立てていて、リンゴやさくらんぼ、ブドウ、クルミなどの果樹園が村を囲んでいます。

ドライフルーツがとってもリーズナブルな料金で売られているので、お土産にも良いかもしれません(*^-^*)

住所  Shandiz_Zoshk Road | End of Kang Road from Shandiz, Mashhad 91336, Iran
営業時間 24 時間
料金 無料
 コーサンギ公園 /Kooh Sangi Park

サンギ山の中にあるマシュハドで最も大きい「コーサンギ公園」

マシュハドの街が一望できるこの公園は、地元の家族やカップルに人気の公園です(*^-^*)

公園内には人工的に作られた池があり、マシュハドの街中を見渡しながら噴水鑑賞ができるのも、なんだか贅沢です♪

公園内には、イランのスイーツが楽しめるカフェもあるので、素敵な景色と共にカフェタイムを満喫してみてはいかがでしょうか(*^^*)

住所 Mashhad, Razavi Khorasan Province, Iran
営業時間 24 時間
料金 無料

5.テヘラン/Tehran

テヘランはどんな街?
イランの最大都市の首都「テヘラン」

テヘランは、大都市でありながら治安がとても良く、イランのすべてを凝縮した街です。

テヘランには多くの博物館、美術館、宮殿、文化センター、高等教育機関があります。

どちらかというと北部が高級住宅地で南部が下町になっています。

北部には大使館や多くの観光名所があり、南部には中東最大規模といわれるバザールがあって賑わっています。

個性的な建築や街並みで日本とは全く異なる環境が楽しめるテヘランは、世界的にも人気の観光スポットです

 

タジリッシュ バザール/Tajrish Bazaar

Tajrish - Tehran | Kamyar Adl | Flickr
Kamyar Adl

テヘランで最もスケールの大きい市場「タジリッシュ バザール」

タジリッシュスクエアーの東側にある、地元の人も利用するショッピングモールです。

食品から雑貨店、宝石店、日用品店など沢山のお店がひしめき合っていて、散策だけでも十分満喫できます!

特産のドライフルーツはイチジクやナツメ、デーツなど種類がとっても豊富で安いので、是非買ってみてください(^^)/

また、イランで有名な12種類のハーブが入ったアガー石鹸もばら売りされており、お土産にぴったりです♪

掘り出し物を見つけましょう(*^▽^*)

住所  Tajrish Market, Tajrish Square, Tehran ,Iran
営業時間 10:00-21:00
金曜日のみ 10:00-14:00
料金 無料
ゴレスターン宮殿/ Golestan Palace

File:Golestan Palace, A UNESCO WHS - Tehran.jpg - Wikimedia Commons
Soheil Callage / CC BY-SA

ヨーロッパに憧れを持った王によって建てられた約450年の歴史を持つイランで最も美しい遺跡の一つ「ゴレスターン宮殿」

2013 年には世界遺産に登録されたイランが誇る宮殿です(*^-^*)

「ゴレスターン」とは「バラの園」という意味で、宮殿はとてもスケールが大きく、8 つの建物とバラ園と呼ばれる庭園で構成されています。

ゴレスターン宮殿はイランに 18 世紀末カージャール朝によって建てられました。

この宮殿に 4 代目の王、ナーセルッディーン・シャーは、ヨーロッパ文化を取り入れ、ヨーロッパ風の建物を建てるように命じ建てられたのが、ゴレスターン宮殿なのです。

建物のいたるところに鏡のモザイクによる装飾が施され、キラキラ輝きとても煌びやかな造りになっています。

そんなゴレスターン宮殿の中での一番の見どころは「輝きの間」です。

壁や天井が鏡張りで、シャンデリアの光がきらびやかに反射し、なお一層の華やかさを演出しています。

住所 Tehran District 12 Fifth Khordad Avenue, Arg Sqr,
Panzdah-e-KhordadSt, Iran
営業時間 09:00-19:00
料金 300,000 リアル

イランで訪れたい秘境

世界最古の宗教を感じる街-ヤズド/Yazd

File:Yazd, Iran Old City June 2003 MvA.jpg - Wikimedia Commons
Vanalste / CC BY-SA

街全体が世界遺産の「ヤズド」

砂漠の街だけあり、到着すると土壁が続く景色は印象的です♪

ヤズドは、日干し煉瓦でつくられた都市としても有名で、街全体が土色の一色で統一されています!

砂漠気候に合わせた独特な建築スタイルから、ペルシャ語でウィンドキャッチャーの街と呼ばれています!

まさに砂漠の街をまじまじと実感できる光景です

ヤズドといえば、必ず出てくるのが、世界最古の宗教 ゾロアスター教(拝火教)。

イランはイスラム国家ですが、実は、ヤズドの住民の多くが、今もゾロアスター教の信者といわれるほど、大切にされています。

ぜひこの特有の文化を体感してみましょう。

ゾロアスター教寺院のアータシュキャデは、ゾロアスター教徒以外でも見学できる寺院です。

この寺院で必ず見たいのは、ゾロアスター教の聖火!

オリンピックの聖火リレーは、ここから来ているともいわれています。

ガラス越しに聖火を覗ける部屋があるのですが、この聖なる火は、1500年以上前から絶やされることなく燃え続けている奇跡の火なのです♪

この神聖な火はイランを訪れたなら是非見てください(#^^#)

また、ヤズドはお洒落で可愛いカフェが沢山あることでも実は人気を集めています

コタツカフェやルーフトップカフェなど、ゆったりとした時間が過ごせるカフェで癒されてください~♪

住所 Yazd, Yazd Province,Iran
営業時間 24 時間
料金  無料

アルゲ・バム/ Arg-e Bam

File:Fortaleza de Bam, Iran, 2016-09-23, DD 09.jpg - Wikipedia
By Diego Delso, CC BY-SA 4.0, Link

砂漠のエメラルドと呼ばれる要塞都市「バム」にある遺跡「アルゲ・バム」

アルゲ・バムは「バムの城」を意味します。

2004 年に「バムとその文化的景観」という名称で世界遺産に登録されています。

アルゲバムの歴史は紀元前パルティア時代の遡りますが、中世より東西交易の拠点として栄え、1722 年にアフガン人の攻撃を受けて以降は廃墟となりました。

さらに、2003 年 12 月には大地震の為、遺跡の約7割が崩壊してしまいましたが、ユネスコとイラン政府によって修復され、現在はスケールがとっても大きい、立派なパワースポットになっており、沢山の観光客を魅了しています♪

見どころは何といっても、日干しレンガに似た、砂や粘土、わらなどの素材で構成されたアドベと呼ばれる天然建材で建設された最大の遺跡!

まるで映画のワンシーンかのような景色が広がり、思わずため息が出てしまうほどすごい景色が眼中に広がります(*^-^*)

住所 Bam, Kerman Province, Iran
営業時間 07:00-17:30
料金 200,000 リアル

イランの治安

日本では、イランに関する暗いニュースばかりを耳にするのではないでしょうか。

アメリカによる経済制裁や、核問題、周辺国の情勢悪化などの理由により、イランは危険で治安が悪いというイメージが根強いかもしれません。

でも実は、イランはとーっても平和で安全な国なのです!

外務省が発表している最新の治安情報では、イランの主要観光地は全域的に渡航には問題がないとされています。

 

イラン観光・服装

女性は、必ずスカーフを準備する必要があります。

イランの法律では女性がスカーフで頭を隠すことが義務づけられていて、入国時にスカーフの着用が必須です!

また、体のラインを隠す服装が義務付けられているので、ゆったりとしたラインの体をしっかりと覆う洋服を用意していく必要があります。

男性は、女性ほど厳しくはありませんが、短パンなどは NG です。

飛行機に乗るときは必ず手荷物にスカーフを入れておくようにしましょう。

 

 

イラン観光|おすすめ日数

上記で紹介した5都市をすべて回る場合は、9~10日間をおススメします!

1~2都市の場合は、5~7日がおススメです(*^-^*)

 

ベスト シーズン

イランのベストシーズンは春(3 月後半から 5 月)と秋(10 月,11 月)です!

春や秋は快適で過ごしやすい気候なので、観光にはぴったりです♪

その中でも、ベストシーズンは5月の薔薇の季節です。

イランのカシャーンという村では毎年薔薇のフェスティバルが行われ、この時期は村全体がバラの香りに包まれるそうです!

 

イラン観光で注意したいこと

イランは厳格なイスラム教の国。

モスクを訪れる際は服装に注意が必要です。

特に女性は体のラインが出ないように肌を覆い、髪の毛もヒジャーブ(スカーフ)で隠すようにしましょう。

あとは女性一人旅でも複数で旅をしているとか、恋人がいなくても、いると言った方が後のトラブル防止になります。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

日本の約4.4倍の面積を持つイラン・・・世界遺産の数が中東では1位、全世界でも11位にランクインしている注目の国です

そんなイランは歴史豊かな史跡、美しいモスクや異国情緒漂うバザールはまさに中東の象徴であり、アラビアンの魅力にどっぷり浸れる素敵な風景に感動することでしょう♪

私が今回紹介したのはイランのほんの一部のおススメスポットにすぎません。

イランは旅行業界が今後ますます人気が集中するであろう国として選出されているほど、世界中から注目が集まっている国なのです

まだまだ未開拓の部分が多く、今後さらなる成長が期待されているイランなら、誰も知らないような素敵な穴場が旅の道中で偶然見つかるのも、旅の楽しみの1つになることでしょう(*^^*)

ぜひ先入観を取っ払って、想像以上にとっても安全で治安が良く、建物も人々も美しいイランへの探訪を存分に楽しんでください

イランへの旅はきっとあなたの中東の国々に対する価値観を大きく変えてくれることでしょう

素敵な旅になりますように・・

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです

最後まで読んで頂き、ありがとうございました(*^_^*)

Cafeholicでした!

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