コスタリカで動物ボランティア|動物を守ろう

北米大陸と南米大陸の中間に位置する自然の宝庫「コスタリカ」


豊かな自然と平和を愛し、生物多様性と環境保全の先進国として有名で、地球幸福度数1位を3回獲得している、幸せな国・・・


国のほとんどが緑に覆われ、その広大な自然は国の法律で守られているという自然愛国心がどの国よりも強い国


太平洋とカリブ海に挟まれた、日本の 1/7 しかない小さな国ですが、その国土の1/4 が国立公園・自然保護区で構成されていて全動植物種の5%が生息し、鳥蝶類・ランなどに至っては、なんと10%が生息しており、その豊かな自然と野生動植物の多さで注目されています (*^-^*)


そんな豊な大自然と多種多様な野生の動植物にあふれたコスタリカですが、国立公園や自然保護区の規模に対し、職員不足による運営難な国立公園・保護区が多いのも実は現状です。


多くの自然や動植物の観察を満喫しようと、自然を利用したエコツーリズムが世界中の人々から人気を集めているコスタリカですが、個人的にはただ単に観光で行くというのももちろん良いのですが、その恵まれた大自然とそこに住む生態系を支えるボランティアにも是非焦点を当ててほしいなと思います


旅行では決して味わえない感動や経験、学びがあるはずです

今回はコスタリカでできる動物ボランティアを紹介していきます

お役に立てれば幸いです♪


コスタリカ基本情報

国名 コスタリカ共和国
時差 日本より-15 時間。(サマータイム実施なし)
言語 スペイン語・英語(主にスペイン語)
気候

12~4 月の乾季は天気がよくおススメです!

海の透明度も抜群に高いです

5~11 月は雨季ですが、魚影が濃くダイビングなどには多くの魚がみられるので最高の時期です(^^)/

通貨 コスタリカコロン(CRC)が主流ですが、アメリカドルが使用できるお店も沢山あります
チップ

習慣あり。

アメリカと同じ感覚でOKです。

電圧

110V、60 A

(電圧が安定していないので注意が必要!)

コンセント

 A タイプ(日本と同じ)

 

コスタリカ旅行ベストシーズン

 
コスタリカは、年中がベストシーズンです
 
なぜなら、中南米に位置するコスタリカは一年を通じて気温がほぼ同じの常夏エリアだからです。

最高気温は 28~30℃、最低気温は 18~19℃なので日本の夏より過ごしやすく、朝晩は気温が下がるので寝苦しさを感じることもないでしょう。
 
ただし、雨季(5~11 月)の間は雨期ですので、少し注意が必要ですが、日本の梅雨のように 1 日中降り続くことは少なく、午後にスコールのような激しい雨が降り、短時間で止むことが多いです。
 

持っていくと便利なもの-

 

・変圧器
電圧が安定していないコスタリカでは必要です・・!

・虫よけスプレー
温暖なコスタリカ・・蚊が結構いるのであれば便利です!

・ムヒ
蚊に噛まれたら日本の蚊より強力なので、ムヒがないとかゆみとの長い闘いが始まります(‘_’)

・日焼け止め
やはり日本製の日焼け止め、クオリティが高いです。

・現金でアメリカドル
フェリー代や出国税、ビーチにあるビーチレストラン等は、現金のみの所がほとんど。
現金があると便利です。

・カッパ/折りたたみ傘
スコールのような雨が1~3時間ほど降ることもあるので、あると便利。

 

動物ボランティアを通して身につくこと

・コスタリカに生息している生き物(動植物)についての知識が身に付く

・環境と生態系の結びつきについて考える貴重なきっかけができる
・人と動物が共存できる環境づくりについて考えるきっかけができる
・動物のことをもっと好きになれる

 

 

動物ボランティアで体験できること

・動物のお世話(餌やり、散歩など)
・現地で働くスタッフのサポート
・動物小屋の掃除
・行動観察
・動物との触れ合い
 
 

コスタリカ動物ボランティアプログラム


photo:Frontierofficial

◎日帰り/HALF or 1DAY◎

 

1.野生動物救助センターでのボランティアプログラム/Proyecto Asis WildlifeRescue Center<半日>

 

ツアーで気軽に参加ができるボランティアプログラムです。


前半の1.5 時間はコスタリカで保護される野生動物たちについて、またコスタリカでのボランティア活動の詳細について学び、後半は動物の餌やりなどから動物との触れ合いを体験します。


野生動物たちの驚く一面なども垣間見られ、きっと素敵な時間になることでしょう

 

都市 ラ・フォルトゥーナ デ サン カルロス
施設名 Proyecto Asis Wildlife Rescue Center
体験できること 動物への餌やり、触れ合い、コスタリカの野生動物たちについて学ぶ
ボランティア目安時間  3.5 時間

 

2.ナマケモノ救助センターでのボランティアプログラム/Sloth Sanctuary of CostaRica<半日/終日>

 

コスタリカ、リモン市カウィータにある「スロース・サンクチュアリ(Sloth Sanctuary)」は、世界で唯一のナマケモノの為の保護施設です。


100匹以上のナマケモノたちがこちらの救助センターで保護されています。


施設の運営費はここを解放することで得られる入場料とボランティアたちの滞在費によって賄われている。


入場料は 25 ドル(2500 円)、ボランティアの滞在費用は 1 日 30 ドル(約 3000円)。

 

ここにいるのは、車でひかれたり、電柱で感電したり、木から落ちてて怪我をした大人のナマケモノや育児放棄されたナマケモノの赤ちゃんたち。


ここに保護されたナマケモノは、医療スタッフと数名のボランティアによってお世話されています。

 

ボランティアたちは毎日、ケージの掃除と餌やり、赤ちゃんの授乳、その他、木に登る練習をさせたり、森の中を歩かせる補助を行います。

 


一日中つきっきりでナマケモノと接することができる魅力的なボランティア♪

 

ただ、現在は、ボランティアの受け入れが行っておらず、ローカルの人々のボランティアで成り立っているのだそうです(‘_’)


それはそれで現地の方々がボランティアに積極的で素敵なことですね(#^^#)

 

また、ボランティア募集が再開されたら参加してみましょう♪

 

 

都市 Cahuita
施設名  Sloth Sanctuary of COSTA RICA
体験できること 動物への餌やり、触れ合い、コスタリカの野生動物たちについて学ぶ
ツアーに含まれるもの エアコン付き車両での送迎、軽食、炭酸飲料、ペットボトルの水、

レスキューセンター入場料
ボランティア目安時間 3.5 時間

 

◎1週間~◎


Jsfouche / CC BY-SA

1.アニマルレスキューセンターでのサポーターボランティアプログラム/AnimalRescue Centre Suppoter <1  週間~50週間>

コスタリカ、アラフエラ市にある「アニマルレスキューセンター」では野生動物や怪我をした動物を保護し、回復し元気になった動物を自然に返す保護施設です。


ボランティアでは、動物への餌やりや健康管理、動物との触れ合いなど施設内のほとんどすべての業務をこなすことになります。


十分なトレーニングを受けたあとは、滞在期間・段階に応じて、より責任のある業務を行うことになります。


このボランティアは長期でいればいるほど、動物保護に対しての知識や、動物たちとの絆が深まるので、できるだけ長く滞在ができる方が好ましいです

世界各地から集まる他のボランティアの方々との交流を通し、一生涯の友情を築きましょう(#^^#)


自由時間の週末には、近くのビーチにサーフィンをしに行ったり、スペイン語のレッスンが受けられます♪


14 歳以上であれば、年齢制限なく参加ができるこのボランティア

 

カップルや家族での参加もおススメです!

 

<一日の内容>


・動物の食事の準備・餌やり
・十分な水分補給ができているかのチェック(1日3回)
・施設で生まれた動物の赤ちゃんや保護されてきた動物の赤ちゃんのお世話
・動物ゲージの掃除
・共同スペースの掃除
・若い動物たちへのスペシャルケア
・おもちゃなどを使っての動物との交流
・施設内の飼い犬の世話 etc!

 

都市 Escazu
施設名 Sloth Sanctuary of COSTA RICA
体験できること 動物への餌やり、触れ合い、コスタリカの野生動物たちについて学ぶ
ボランティア参加条件 14 歳以上、基本的な英会話力
ボランティア目安時間  8 時間(7:00~15:00)
料金に含まれるもの

・空港送迎

・食事(1 日 3 食)

・住居(バンガローでのルームシェア or ホームステイ)

・ランドリー

・WIFI

・プール

料金 1 week (min. stay)
$ 450

2 weeks
$ 900

3 weeks
$ 1,350

4 weeks
$ 1,800

5 weeks
$ 2,250

6 weeks
$ 2,700

50 weeks (max. stay)
$ 22,500

Average fees
$ 450 /week

 

2.コスタリカアニマルレスキューセンターでのボランティアプログラム/ Costa Ricaanimal rescue center<2週間~50週間>

 

コスタリカ、エスカス市にある「アニマルレスキューセンター」は帰る場所のない孤独な動物や怪我をした動物を保護し、回復し元気になった動物を自然に返す保護施設です。


このレスキューセンターが保護する動物は、哺乳類に限らず、鳥類、爬虫類、両生類など様々で、どんな生き物が保護されているのかは行ってから知ることになりますが、どのような生き物でも大丈夫な方向けのボランティアと言えるでしょう。


このボランティアは長期でいればいるほど、動物保護に対しての知識や、動物たちとの絆が深まるので、できるだけ長く滞在ができる方が好ましいです


また、大人だけでなく、子供連れの家族においても、ボランティアに参加可能です。


こんな貴重な経験が家族単位でもできるということは、将来の世の中を担っていく子供たちに素晴らしい影響を与えることは言うまでもありません。


<一日の内容>


・観光客との交流
・動物ゲージの掃除、
・動物を自然に返すための(自然で生きていくための)訓練
・動物の食事の準備・餌やりなど幅広いです!

 

都市 Escazu
施設名 Sloth Sanctuary of COSTA RICA
体験できること 動物への餌やり、触れ合い、コスタリカの野生動物たちについて学ぶ
ボランティア参加条件 15 歳以上、高校に通っている又は卒業していること、基本的な英会話力
ボランティア目安時間 8 時間(8:00~16:00)
料金に含まれるもの

・空港送迎

・食事(1 日 3 食)

・住居(ホームステイ or シェアハウス)

・ランドリー

・WIFI

料金 2 weeks (min. stay)
$ 490

3 weeks
$ 735

4 weeks
$ 980

5 weeks
$ 1,225

9 weeks
$ 2,202

50 weeks (max. stay)
$ 12,250

Average fees
$ 245 /week
連絡先 TEL: +506 2750 0775
E-mail: ContactUs@SlothSanctuary.com
SNS  FACEBOOK:
https://www.facebook.com/SlothSanctuaryCostaRica

 

3.ウミガメ保護ボランティアプログラム/Sea Turtle Conservation Ambassador @Matapalo Conservation <2週間~30週間>

 

コスタリカ、ケポスはきれいな海とウミガメの産卵スポットとして知られています!


そんなウミガメとの繋がりを持てるこちらのボランティア(*^-^*)


ボランティアでは、生まれて間もない赤ちゃんウミガメを安全に海にたどり着くよう手助けすること、ビーチの夕方・夜間のパトロール、メスのウミガメを見つけ、巣がある場所を探し、卵を移動させて孵るまで保護します


密猟者や捕食者によって貴重な卵がなくなってしまうことが残念ながらまだまだあるコスタリカの海・・・

 

絶滅の可能性のある貴重なウミガメも、保護し繁殖をサポートすることは生態系を守る上でとても大切なことなのです。

 


そんな貴重な機会にボランティアとして携われることはとっても素敵なことですね。


より良い環境づくりと、生態系の保護について改めて深く考えることができる貴重なボランティア!

 

是非機会があれば体験してみましょう!


<一日の内容>


・ウミガメの保護
・ビーチのパトロール
・ビーチのごみ拾い
・ウミガメの赤ちゃんのお世話 etc

 

都市 Matapalo Village
施設名 Matapalo conservation
体験できること

・ウミガメの保護

・ウミガメの卵の保護

・夜間ビーチのパトロール

・ウミガメの赤ちゃんのサポート

・ビーチのごみ拾い

・ローカルの学校やコミュニティセンターでの現地の人たちとの交流など。

 

ボランティア参加条件 17 歳以上、基本的な英会話力
ボランティア目安時間 4 時間半(9:30~11:00,15:00~17:00)
料金に含まれるもの

・食事(1 日 3 食)

・住居(シェアハウス)

料金 2 weeks (min. stay)
$ 500

3 weeks
$ 750

4 weeks
$ 1,000

5 weeks
$ 1,250

9 weeks
$ 2,150

17 weeks
$ 4,250

30 weeks (max. stay)
$ 7,500

Average fees
$250 /week

 

まとめ

 

いかがでしたか?


日本からは遠く離れた、大自然の宝庫「コスタリカ」

 

自然を守り、自然をこよなく愛するコスタリカの人々と、そんな守られた自然の中でのびのびと暮らす生き物たち・・・

 


その生き物たちの生態系は、私たち人間によって大きく影響されているということを常に心に留めておくことは大切なことです。

 


本当に一人のボランティアによる短期のボランティア活動が価値のあることなのかふと疑問に思うかもしれません。

 

でも、考えてみてください。

 

その一人は世界各地から沢山集まるのです!

 

日本語でも、“塵も積もれば山となる“ということわざが日本にあるように、一人の力は微量でも、その力が一人、また一人・・と集まれば、その力はとっても大きなものになるのです。

 


コスタリカでしか生息できない希少な動物たちやウミガメ、また怪我をした動物たちとボランティアという形で関わりが持てること自体に、ものすごく大きな価値があり、きっと、一生涯の思い出/経験となるはずです(^-^)

 


そして、一生大切にしたい友情が芽生えるかもしれませんね。

 

国籍や言葉・文化は異なっても、一つのボランティアを通して通じ合えるものは必ずあります。

 

素敵な出会いの繰り返しが、あなたの価値観やバイタリティーをきっと高めてくれるはずです。

 


日本の国土の 1/4 しかない小さな島国ですが、そこに広がっている自然、そこで生息している動物たちは日本の何倍も、何十倍も偉大で、ただただ美しいです。

 

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです


最後まで読んで頂き、ありがとうございました(^_^)


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